どうして太るの?

食べていないのに太るのはどうして?

食べてないのに太る人必見!太りやすいのは体の老化現象です

「若い頃はいくら食べても太らなかったのに…。」
おそらく、今の体型が気になっている方の多くが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

人の体は、歳を重ねる度に「太りやすい体」になると同時に「痩せにくい体」になっていきます。つまり加齢前と同じ生活をしていては太るのは当たり前。太る原因は「体の老化」にあったのです!

原因じゃなくて、痩せる方法を知りたい方はこちらをお読みください。

30代になると太りやすくなる

同じ食事量なのに、むしろ昔より食べる量は減っているのに何故か太ってしまう。それは1日に必要な熱量(エネルギー量)が加齢に伴い「基礎代謝量」が減っているから。

実は、体を動かすのに必要な熱量(エネルギー量)は、体重と年齢によって算出することができ、それを基礎代謝量といいます。そして年齢別に必要になる体重1キログラムに必要なエネルギー量は次の通り。

基礎代謝値
男性 女性
15~17才 27 25.3
18~29才 24 23.6
30~49才 22.3 21.7
50~69才 21.5 20.7
70才以上 21.5 20.7

上記、基礎代謝値(体重1キログラムに必要なエネルギー量)を元に基礎代謝量を算出する方法は以下となります。

基礎代謝量の算出方法
基礎代謝量 = 体重 × 体重1キログラムに必要なエネルギー量

65キロの女性を想定した基礎代謝量の変化をグラフにして見てみましょう。

基礎代謝量(例)

上記から20代に比べて30代は体が消費してくれるエネルギーが少ないということがわかります。そして消費しきれなかったエネルギーがどうなるかはおそらく皆さんの予想通り、体重増加という結果に。「若い頃と同じように過ごしているのに太ってしまう。」これが俗に言う、「中年太り」という現象ですね(涙)

また中年太りは外見が「よろしくない」だけでなく、高血圧、糖尿病、動脈硬化など生活習慣を引き起こす危険因子を抱えることになります。いま現在このサイトを開いている方は「痩せたい!」と思っているのではないでしょうか?もしそうなら痩せたいと考えはじめて「検索する」と行動を起こした今が、痩せやすい体づくりをはじめるチャンスだと思います!

どうして歳を重ねると基礎代謝量が減るの?

基礎代謝量が減少するのは、「筋力が減った」ことが一番大きな要因

階段を上がる、自転車を漕ぐ、荷物を運ぶ。これらの動きをしたときに、若い頃と比べて息が上がったり、筋肉痛になったりとからだに疲労感がないでしょうか?実は、それは筋力率が減っているからです。

体の部位(腕・胴・足)によって筋肉量は異なりますが、全身の筋肉率の平均は加齢と共に減ってしまいます。
(もちろん、定期的な運動をしていれば以下のグラフには当てはまりません。)

男性の筋肉量(20代を100%とした場合)
男性の加齢による筋肉量の変化

女性の筋肉量(20代を100%とした場合)
女性の加齢による筋肉量の変化

このグラフから、加齢と共に顕著に筋肉が衰えていくのが判ります。では減ってしまった筋肉はどうなるのか?それはメタボリックの基準として知られる「体脂肪」になっていきます。

男性ホルモン減少も太りやすい原因

覚えておきたいホルモンの種類は、男性ホルモン(骨格や筋肉維持)、女性ホルモン(丸みを帯びた女性らしい体を維持)、成長ホルモン(成長に不可欠)と良く耳にする3つのホルモン以外に、睡眠に関係するセラトニンやメラトニン、健康維持に不可欠な免疫力に関係するDHEAを覚えておきましょう。
(上記の説明はホルモンの主となる働きの一部で、今後このサイトでもダイエットとの関係性について説明していきます。)

女性は男性ホルモンと聞くと「美肌の敵!」と思われるかもしれませんが、実はやせる体づくりには男性ホルモンは欠かせません!なぜなら男性ホルモンは骨格や筋肉を作るうえで必要だから。

男性ホルモンが減ってしまうと筋肉が減少しその分脂肪が増える、そうすると「太りやすい体」「痩せにくい体」と悪い方向へ体が変わっていくのです…。そして男性ホルモンは30代後半に差し掛かると分泌が急激に衰えていきます。30代後半になった途端、男の人のお腹がぽっこりビール腹になるのも男性ホルモン現象による影響が大きいでしょう。

活性酸素が体の老化と太る要因

体だけでなく、肌など「若々しさ」を維持する上で大敵となるのが「活性酸素」。この活性酸素は、摂取した栄養(食事)や呼吸することで吸い込む酸素が反応してエネルギーを作り出すときに副産物として発生します。

活性酸素が嫌われ者となっているのは、細胞などを酸化させて死滅させたり働きを阻害してしまうから。そうすると体も十分に機能しないため、ホルモンバランスが崩れたり、エネルギーを正しく消費できないなど太りやすい要因になってしまうのです。
(この酸化は「体をサビさせる」と表現されていることが多いですね。)

この活性酸素はストレス、生活習慣、ストレスなどで大量発生されてしまいます。活性酵素を減らし「体をサビさせない」ことが太りにくい体つくりにつながるでしょう。

まとめ

太りやすい体になった原因が「基礎代謝量低下」「男性ホルモン減少」「活性酸素増加」にあることから、この3点を改善して太りにくい体をすることがダイエットに近道ということがわかりました。

とはいえ、「改善するのは大変じゃない?」と思われるかもしれませんね?でも大丈夫!なぜなら時間とお金のない子育て兼業主婦の私でも成功したダイエット法を紹介するからです(笑)

 

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